コラム

Vnext Software ISO/IEC 27001:2013

AIの導入で業務をもっと効率的に

2018/04/02

CACクロア株式会社(以下、CACクロア)は、安全で良い新薬を1日でも早く患者さんに届けるために、優れた業務支援(CRO)と情報技術(IT)を活かしたサービスを提供している企業です。CROとしてさまざまな経験を積んだスペシャリスト集団が、医療・医薬にまつわるあらゆる業務を総合的、多角的に支援しています。

今回はAI開発をご依頼くださった安藤様に、AIオフショア開発をどのように活用したかなどを詳しく伺いました。

 

御社がAI研究開発を始めたのはどんな理由からだったのでしょう?

安藤様: CACクロアのCRO業務の一つとして、日々公開されるさまざまな医療・医薬関連の文献・論文などを、スタッフが処理して分類・仕分けするというものがあります。この業務は、処理するスタッフに専門的な知識が要求され、長い文面を読み込んで作業するので時間もかかります。ただしこの業務は、昨今話題のAIを使って半自動化できるのではないかと社内で議論されていました。実は私は大学時代に自然言語解析を学んだため、これがある程度実現可能であると理解していました。当社の業務にAI技術を適用することで、業務の効率化が進み、利益貢献だけではなく、CACクロアが取り組んでいる業務が次のステップに昇格するのではないかと期待していました。このように、社内の期待が高まっていたことに加え、世のトレンドを追い風にして、今回のAI技術適用にトライしました。

弊社V-NEXTを選んだ決め手は何だったのでしょう?

安藤様:去年(2017年5月)、東京ビッグサイトのIT展示会でさまざまなブースを回った際に偶然、V-NEXTさんのブースに立ち寄りました。

その場でV-NEXT社長のソンさんから、AIラボ型オフショア開発とその実績を紹介していただきました。V-NEXTさんはハノイで自然言語処理技術を含めたAIの研究開発拠点を持たれているということで、ちょうど当社が欲しいものと一致しました。いろいろと話し合いをした結果、V-NEXTさんのスタッフの知識の高さや、相談しやすいコストも魅力と考え、AIラボ型オフショア開発についての契約を交わしました。

契約締結後、どのように開発を進められましたか?

安藤様:週次で定例会を行い、その都度要件や要望をお渡しするアジャイル的な手法で進めました。要件を受け取ったV-NEXTチームでは、内部で話し合いをしながら開発を進めてくださったようです。

オフショア開発においてはコミュニケーション課題がよく議論されていますが、実際にコミュニケーションを取る上で文化の違いなどを感じた場面はありますか?

安藤様:こちらが日本語で話したことをちゃんと理解できるかなという不安もありましたが、9割かた問題ないレベルで、要件定義、課題、背景まではほぼ伝わっていましたね。開発してできあがったものを見ると、きちんと理解した上で成果を出していただいたのだと感謝しています。特に最近はSlackをはじめとするさまざまなクラウドツールを活用することで、ベトナムの開発者とリアルタイムでコミュニケーションできて便利ですね。文化面でも、違和感なく進められました。(ベトナムが中国と同じ旧正月を採用していることは知らず、驚きましたが。)不便だった点を強いて言えば、時々ネットワークが不安定だったということぐらいでしょうか。

V-NEXT AIにしていかがでしょうか?

安藤様:契約から7か月経ちましたね。うまくやっていただいたと思います。いつも細かい指示や開発依頼ではなくて、「このようなテキスト処理ができるといいな」というぼんやりした要件を語っていても、一週間後にはイメージどおりに完成させていただきました。

今後も、当社のAI適用課題についてV-NEXTさんと一緒に結果を出し、早い段階で両社WIN-WINの関係になれると非常に良いですね。

 

  安藤様、お忙しい中、お時間をいただき、本当にありがとうございました。

オフショア開発には、距離や言語・文化の問題が少なからず存在することも事実です。そうしたことを理解した上で、V-NEXTでは、お客様に安心して開発を依頼していただけるよう、技術はもちろん、日本語でのコミュニケーションを理解しているスタッフや日本での就業経験があるスタッフをアサインできる体制を整えています。そしてV-NEXTは、お客様が「やりたいこと」を自分たちが「やりたいこと」と捉え、お客様と同じ目線でチームとして取り組ませていただきたいと考えております。

 

 
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